高齢化社会でのコミュニティのあり方
元号が平成から令和へとかわった今年度から、阿品台コミュニティの会長職 を仰せつかりました山口三成です。
阿品台は12,000人が住める大型団地として造成されて40年以上経過し ました。一時期11,800人いた人口も少子高齢化の波に乗り、7,500 人ほどに人口減少した団地となり、更には高齢化率が高くなり、空き家が多く 見受けられ侘しさを感じるようになりました。
このような状況下で、関口前会長の後任としてあとを継ぐことの責任感の大 きさに悩みましたが、誰かが引き受けなくてはと思い、微力ながら引き受ける ことを決めました。
静かな瀬戸の海に浮かぶ世界遺産の宮島が眼下に観られ、住環境・教育環境・ 生活環境が整っているこの阿品台を、【どのように情報発信し、子育て世代の転 入を増やし地域の活性化を図るか】が大きな課題ととらえています。しかし、 日本全国の市町村が同じ課題をかかえている中、子育て世代の獲得競争にいか にして勝ち抜くか、行政とともに考え行動に移していきます。
同時に高齢化は願わなくてもやってきます、高齢者社会でのコミュニティの あり方についても同時に進めていくべきと考えています。私たち親にとっては 第二の故郷ですが、子供たちや、孫たちはこの阿品台が故郷です。この40年 間つくりあげてきた阿品台の歴史や文化を子供たちや孫の時代まで継続してい きたいものです。
住みたい街・住み続けたい街は、そこで生活している人同志の相互理解・信 頼の中で、暮らしの質を高めていかなければなりません。そのためには皆さん 一人ひとりの協力が必要です。
非常時には、遠くの家族より近くの住民が一番頼りになります。 もう一度、各町内会のコミュニケーションを見直し、多くの笑顔がみられ安心 で安全な街にしましょう。
終わりになりますが、阿品台コミュニティも高齢化が進み、何時まで継続でき るのか心配する時期にきています。地域のために少しでも活動したい方を募集 しています。
是非多くの方の参加をお願いしまして、就任あいさつとさせていただきます。